ユーザー体験改善のためのNew Relic UI 変更について

New Relicがこれまで以上に統一されたユーザエクスペリエンスをお客様にご提供するために、2020年7月30日にNew RelicのUIをアップデートしました。本ブログは、その変更についてご説明するものです。

まずはじめに、安心してください。このUIの変更がお客様の既存のワークフローに影響を与えないよう、New Relicは細心の注意を払っています。これまでの操作フローは維持し、画面のリンクなども継続して機能するようにしています。

変更内容については、オンラインドキュメントを合わせてご参照ください。

 

サマリ

今回行うUIの変更では、全ての機能をNew Relic Oneに一元化し、インタフェースのモダナイズと一貫性の向上によって、UX改善とトラブルシュートなどのオペレーションのさらなる効率化を実現しました。一方で、従来の操作フローやコンテンツは維持し、再トレーニングをすることなく新たなUXを実感できるものになっています。

 

変更の背景

2019年、New Relicは可観測性プラットフォームとしてNew Relic Oneをリリースしました。New Relic Oneは、デジタルサービスのあらゆるテレメトリーデータをフルスタックで収集、関連付け、可視化することによってデジタルサービスにおける問題の検知や解決を迅速化出来るようになるだけでなく、パフォーマンスや信頼性の向上、顧客体験の改善などによって、デジタルビジネスの成長を支える統合プラットフォームとなっています。

しかしながらNew Relic Oneのリリース後、UIに関して以下のような改善点がありました。

  • 「古い」New Relicと「新しい」New Relic Oneの混在による不統一なUX
  • 機能等価性の欠如によるNew Relic Oneへの移行の阻害
  • 新機能の発見のしにくさ、利用開始のハードルの高さ
  • ユーザのフィードバックの取り込みのしにくさ

今回の変更はこれらの問題を解決するものになります。

 

変更点

  • Look  & Feelの統一、新旧UIの統合
  • バージョンアップしたUIへの切り替え
  • 新機能のガイダンス
  • 製品へのフィードバック

Look & Feelの統一、新旧UIの統合

以下の画像が新しいUIです。以前のUIと全く同じデータを同じ場所に配置しながらも、新しいプラットフォームのモダンなLook &Feelに合わせてビジュアルを更新しています。また、上部に位置するナビゲーションも現在と同じなので、これまでの操作フローは維持してこれまでと同様に必要なデータにたどり着くことができます。更にアカウント横断でのデータの検索や、新しい機能を利用することができるようになっています。

 

バージョンアップしたUIへの切り替え

デフォルトでは既存のUIのコンテンツや機能と同じものが表示されます。以下の画面は馴染みのあるAPMのトランザクション一覧です。しかし、多くのページには、右上に示すように新しいバージョンの機能を選択できるようにする新しいスイッチがあります。このスイッチをクリックすると、次に説明するように、ページが新しいバージョンに切り替わります。選択した内容は記録されてデフォルトで表示されるようになります。既存のバージョンに戻りたい場合は、もう一度スイッチをクリックしてください。

 

以下は、切り替え後の新しいバージョンのUIです。新しいUIは、ビジュアルが新しくなっているだけでなく、ソートとフィルタリングなどの新機能が追加されたり、他画面の情報への行き来がよりシームレスに行えるようになっています。また、新しいUIは既存のものよりもはるかに速く読み込まれることに気づかれると思います。今回はAPIの画面を例として取り上げましたが他の画面についても同様です。

新機能のガイダンス

New RelicはPure SaaSの特徴を活かして非常い早いサイクルで新機能をリリースしています。一方、一部の新たな機能は、利用を開始するにはハードルが高く、さらにそもそも新機能がリリースされていることを把握することさえも難しかったものもあるかと思います。New Relicは、お客様がまだ新しい機能の一つを試していないことを検出したとき、例えば新しいロギング機能のように簡単なスタートガイドと製品内のドキュメントへのリンクを提示し、簡単に利用開始できるようにしました。

製品へのフィードバック

画面右上に吹き出しのような物がありますが、これはUIや機能に関するフィードバックを直接開発チームに送ることができるための入り口です。ポジティブなフィードバックはもちろんのこと、例えば、このようにナビゲーションした方がいいとか、これはこっちにあった方が良い、といった改善要望をいただけるとタイムリーに開発チームと共有されるようになっています。英語で記入するという点と、テクニカルサポートの問い合わせ窓口と混同しないという点は注意が必要です

ウェビナーでのご質問とご回答

以下に7月29日に実施したUI変更に関するウェビナーでのご質問に対するご回答を一覧します。

ご質問1:Insightsの機能がメニューに見当たりませんでしたが、ダッシュボードやチャート作成はどのようにおこなえばいいですか?

ご回答1:Insights各種機能のQuery、Data Explorer、All Dashboardsは、ぞれぞれ、New Relic One のQuery Builder(画像1)、Data Explorer(画像2)、Dashboards(画像3)に置き換わります。ただ、旧機能を呼び出せる上部メニュー”More”(画像4)よりInsightsを利用することも可能です。

画像1:Query Builder(上部メニュー右「Query your data」よりアクセス)

画像2:Data Explorer(上部メニュー「Data explorer」よりアクセス)

画像3:Dashboard (上部メニュー「Dashboards」よりアクセス)

 

画像4:Insights(上部メニュー「More」よりアクセス)

 

 

ご質問2:旧UIはいつまでサポートされるのでしょうか?

ご回答2:従来と同じLook & FeelのUIは、新しいNew Relic OneのUIに7月30日時点で切り替わり、戻すことはできません。一方、フレーム内のUIを切り替えるスイッチで見ることができるUIはサポート終了時期は未定です。お客様の利用状況を加味して終了時期が決定される予定になっておりますため、順次新しいバージョンのUIのご利用に移行していただくことを推奨しております。

 

ご質問3:新UIへの切り替えは全てのアカウントが対象でしょうか?

ご回答3:切り替えは全てのアカウントが対象であり、操作の有無にかかわらず、全てのアカウントが7/30までにまとめて切り替わります。

 

まとめ

今回のUIの変更により、全ての機能をNew Relic Oneに統合し、インタフェースのモダナイズや一貫性を向上することで、UX改善とオペレーションの効率化を実現しました。一方で、既存のUIの操作フローやコンテンツは維持し、追加のトレーニングをすることなく新しいUXを体感できるものとなっています。これは単なるビジュアルの変更ではなく、New Relicが今後デジタルサービスにフルスタックの可観測性をより強固なものとし、問題解決のさらなる迅速化や信頼性・パフォーマンス向上、顧客体験の改善によってデジタルビジネスに貢献していくための重要な一歩になります。

是非チーム内の共有と、製品チームへのフィードバックをよろしくお願いします。

ITベンダーにて主にITシステム運用管理ソフトウェアのエンジニアを経て現職。現在は、New Relicにてソリューションコンサルタントを務める。ソフトウェア開発、IT運用管理、ITサービス管理などを得意分野とする。 View posts by .