Scale Your Open Source Monitoring Capabilities with the Telemetry Data Platform」の抄訳をお届けします。

 

オープンソースソフトウェアはクラウドネイティブな計装に取って代わりつつあり、オープンで統一化されたテレメトリの新境地が開けつつあります。

ガートナーによれば、「2025年までに新しいクラウドネイテティブアプリケーション監視の半数(2019年は5%)が、インターオペラビリティの改善を目指して、ベンダー固有のエージェントに代えて、オープンソースの計装を使用するだろう。」

今日、ガートナーは次のようにも言っています。「世界のIT組織の95%以上が、認識しているかどうかは別として、業務に欠かせないITワークロードにオープンソースソフトウェアを使用しています。」今後2年間で、「自社開発またはライセンスを持つサードパーティのソリューションが関係するITポートフォリオにおけるオープンソースが伸びる割合は複合年間成長率(CAGR)でいえば30%になる。」

New Relicではこの数値を真摯に受けとめています。最新のオブザーバビリティは、広くベンダーにとらわれない計装に依存しています。前例のない選択とイノベーションにより、かつてないほど多くのテレメトリーを収集することができます。しかしながら、そのデータを一元化する統一的な場と各データ間の脈絡がなければ、依然としてデータサイロに取り残され、業務上の重荷を負うことになります。

複雑な組織全体通じてオブザーバビリティをシンプルに実現するために、New Relicはメトリックス、イベント、ログ、トレースを、プロプライエタリなエージェントでもオープンソースのエージェントでも、APIや組み込みの計装器を介しても、あらゆるソースから収集できるプラットフォームを実現しました。しかも、最も多忙な日の負荷をエンタープライズグレードの能力で処理できる拡張性を備えています。

ツールの断片化はオブザーバビリティのサイロ化を招きます

組織内の開発チームに目を向けてみてください。開発チームはおそらく、オープンソースや自社製監視ツール、古くから使っているツールなどを組み合わせて使用していることでしょう。そうしたツールやデータソースを全て維持し、トラブルシューティングのためのデータ間の意味付け・関連付けを行うのに、どれほどの時間が取られているでしょうか?様々なツールとテレメトリータイプ間の意味付け・関連付けは、データの保存方法や抽出方法がツール毎に異なるため、うまくいかないことも多々あります。

すべてのステップで人によるデータの解釈が必要な場合、目標とする平均検出解決時間(MTTD)をどのように達成できるでしょうか?ログファイルのエラーから、実際に本当のアラートを解決させてくれる対応トレースまで辿り着くまでに何分かかるるでしょうか。

また、これらの観測可能性のサイロ化がもたらす財務的な影響について考え出すときりがなくなります(財務担当者は最終的にはそれに対処することを望むでしょうが)。

新たな負荷を生むOSSデータストア管理

オープンソースの将来性は説得力に満ちています。多くのオープンソースソフトウェアと同様、オープンソースデータストアは(ライセンスの観点で)基本的に無料であり、コミュニティやユーザーによりサポートされていますが、それに加えて大きな課題もあります。監視ツールは膨大な量のテレメトリーデータを生成しますが、そのデータはユーザーが利用可能かつ正確である必要があります。

必要な可用性とスケールを達成するには、次の2つの方法の内のどちらかが必須です。自社のデータストアを自社内でホストするには、ホスト、ストレージ、ネットワークその他の複雑でコストのかかるインフラを追加で購入・設定・運用・管理する必要があります。データストアをパブリッククラウドにホストするのであれば、インフラを抽象化することで効率的になりますが、システムをセットアップ・設定・運用するエキスパートを雇い、訓練する必要があります。スケーリング、保持、セキュリティ、専用サポートに加えて、これらの「無料」ソリューションの複雑性には独自の問題も伴います。結局、監視ツールを監視に終始してしまいがちです。

テレメトリデータプラットフォームは、この全てを変えます。

テレメトリデータプラットフォーム:全てのデータの一元化

テレメトリデータプラットフォームとは、統一された1つのデータベースであり、Prometheus、Telegraf、OpenTelemetry、Logstash、Kubernetesなどあらゆるソースからメトリックス、イベント、ログ、トレースに関する収集、分析、視覚化、アラート発報を行います。

 

ツールの乱立や煩わしさから解放されます。別々のデータストア、モニタリングおよび可視化ツール、そしてオブザーバビリティの実践をサポートするインフラストラクチャを運用する必要はもうありません。テレメトリーデータプラットフォーム上でワークフローを統合し、MTTRを加速させます。

テレメトリーデータプラットフォームの主なメリット

次に挙げるテレメトリデータプラットフォームの主なメリットをぜひ知ってください。

  • 完全に管理されたSaaSプラットフォームです。テレメトリデータプラットフォームは、追加のインフラや運用リソースが不要で、全面管理のマルチテナントプラットフォームです。最新の能力、機能、およびモダンなユーザー体験を自動的に、即時に利用できます。
  • スケーラブル設計になっています。テレメトリーデータプラットフォームは時系列メトリクス、イベント、ログ、トレースデータ向けに最適化されています。多忙なピーク時にも、スピードと柔軟性を持ってリアルタイムの調査を無制限なスケールで行うことができます。
  • すべてのデータを一か所に集めることができます。オープンで統一されたテレメトリプラットフォームとして、テレメトリデータプラットフォームは一か所で提供します。あらゆるテレメトリソースからのメトリクス、イベント、ログ、トレースを収集し、分析し、可視化し、アラートを発報します。全てのデータを関連付け、そのデータ間における関係性をコンテキストに落とし込み、より迅速に問題を解決できます。
  • オープンソースの可視化/クエリとの互換性があります。既に多くのGrafanaダッシュボードや手放したくない無数のアラートを持っていても、何も問題はありません。テレメトリデータプラットフォームをGrafanaの新規Prometheusデータソースとして追加すれば、既存のGrafanaのワークフローは全てそのまま使用できます。
  • エンタープライズグレードのセキュリティ、アクセス管理、コンプライアンスが完備しています。テレメトリデータプラットフォームには、保存時の暗号化、ロールベースのアクセス管理(RBAC)、24時間365日のカスタマーサポートが付随しています。しかもGDPR準拠で、FedRAMP Authority to Operateの認定も受けています。
  • プログラマブルなプラットフォームです。自社独自のカスタムアプリをテレメトリーデータの最上位に置くか、New Relic Oneカタログ上の既存オープンソースアプリケーションを使用して、固有のデータ、ソフトウェア、ビジネスニーズに対応できます。
  • 包括的で陳腐化しない設計になっていますユーザーのニーズに合わせてFull-Stack ObservabilityApplied Intelligence拡張できます。
  • お客様のニーズに合わせた価格設定になっています。無料アカウントで毎月100GBから開始できます。それを超える分は0.25ドル/GBです。詳細については価格ページをご参照ください。

テレメトリーデータプラットフォームの詳細は、当社のドキュメントをご確認ください。

オブザーバビリティの未来に備える

無料アカウントを作成したら、例えば次のようなやりかたで始められます。

今すぐ登録して毎月100GBのデータ収集とFull-Stack Observabilityのユーザーライセンスを1つ、無料でご利用ください。

 

この投稿には、連邦証券法で定義されている「将来の見通し」に関する記述が含まれています。これには、エージェントの将来の利用可能性、オープンソースのロードマップ、その他の追加機能や機能を含む、当社のオープンソースの提供やOpenTelemetryへの貢献のタイミングや利益に関する記述が含まれますが、これに限定されません。このような将来の見通しに関する記述でカバーされている事項の達成や成功は、New Relicの現在の仮定、期待、信念に基づくものであり、New Relicの実際の結果、パフォーマンス、成果が将来の見通しに関する記述で明示的または暗示的に示されているものと大きく異なる可能性のある、実質的なリスク、不確実性、仮定、および状況の変化の影響を受けています。New Relicの財務およびその他の業績、ならびに本投稿の将来の見通しに関する記述に影響を与える可能性のある要因に関する詳細な情報は、New RelicがSECに随時提出する書類に含まれており、New Relicの最新のフォーム10-Kには、特に「リスク要因」および「財務状況および経営成績に関する経営陣の検討および分析」という見出しがあります。これらの文書のコピーは、New Relic の投資家向け広報ウェブサイト(http://ir.newrelic.com)または SEC のウェブサイト(www.sec.gov)で入手できます。New Relicは、法律で義務付けられている場合を除き、これらの将来の見通しに関する記述を更新する義務を負わず、また更新する意図もありません。

ソフトウェアエンジニア、インフラエンジニアなど自社開発や自社運用の現場で経験を積んだのち外資系ソフトウェアベンダーでのテクニカルサポートを経て現職。New Relicユーザーだった経験あり。コミュニティでの登壇活動も多く、Microsoft MVPを7年連続受賞中。Microsoft Certified Azure Solutions Architect Expert。得意分野はC#をはじめとするソフトウェア開発、Kubernetes関連技術およびパブリッククラウド。 View posts by .